男らしさとは。

男らしく生きたい。

ジェンダーの問題は一旦置いておいて、男らしく生きたい。

男として、どうあるべきか。

その問いかけは、自分を支える根幹の価値観の一つである。

『男子劣化社会』では、現代が男にとって、いかに劣化してしまう時代であるかを、

嫌というほどデータを挙げて示している。

この本の良きところは、第3部で解決策を提示しているところではあるが、

どれほど現代が男子劣化社会であろうと、私は男らしく生きたい。

男としてどうなのかと自らに問いかけ、自身の行動指針をつくっていく。

男らしさとは、自分らしさと同義であるように感じられる。

人に暴力を振るったり、大酒を飲むのが、男らしさではない。

強く、逞しく、身体を張って、責任を果たす。弱き者を守る。

強きを挫き、弱きを守る。

弱音を吐かず、歯を食い縛り、最後まで戦い抜く。

子どもの頃の憧れのヒーロー。

あれこそが、男たちの憧れであり、ロールモデルではなかったか。

少なくとも私はそうである。

強くて、温かい男になりたい。

かつて憧れたヒーローのように。

現実問題として、自分に負ける時もある。妥協するときも、逃げるときもある。

それでも、人として正しいことをして、男らしく生きることを目指す。

なぜなら、男らしく、即ち自分らしく生きている自分に誇りを持てるから。

男としてのプライドや美学がなければ、たとえ勝ったとしても、生きていることが楽しくないと思う。

自分に誇りを持てないから。

私は、金よりも社会的な勝利よりも、プライドを選ぶ。

それこそが人間性の勝利であり、生の充足につながると思う。